業務自動化・効率化

iPhoneで画面録画する方法【2026年版】

この記事では、iPhoneの標準機能「画面収録」を使って画面を録画する方法を解説します。

「操作手順を動画で残したい」「アプリの不具合を録画して報告したい」――そんな場面は意外と多いものです。実は、iPhoneには追加アプリなしで画面を録画できる機能が最初から備わっています。

設定から録画の開始・停止、マイク音声の切り替え、録画データの管理まで、この記事を読めばひと通りの操作がわかります。

画面録画が役立つ場面

画面録画は、プライベートだけでなくビジネスシーンでも活躍します。たとえば次のような使い方ができます。

  • 業務マニュアルの作成: アプリやWebサービスの操作手順を動画で記録すれば、文字だけのマニュアルよりもわかりやすく伝わります
  • 操作説明・サポート: 「この画面でこう操作してください」と口頭で伝えるより、録画を送るほうが確実です
  • 不具合の報告: アプリの動作がおかしいとき、録画しておけば開発元への報告がスムーズになります
  • プレゼン資料への埋め込み: デモ動画として資料に組み込めば、説得力が増します

事前準備:コントロールセンターに「画面収録」を追加する

画面収録を使うには、まずコントロールセンター(画面の右上から下にスワイプすると出るメニュー)にボタンを追加する必要があります。すでに追加済みの方はこのステップを飛ばしてください。

手順(iOS 18以降)

  1. 画面の右上から下にスワイプして、コントロールセンターを開きます
  2. 空いているスペースを長押しして、編集モードに入ります
  3. 左上の「コントロールを追加」をタップします
  4. 一覧から「画面収録」を選択して追加します

これで準備は完了です。

画面録画を開始する

コントロールセンターに画面収録ボタンを追加したら、いよいよ録画を始めてみましょう。

手順

  1. 画面の右上から下にスワイプして、コントロールセンターを開きます
  2. 画面収録ボタン(二重丸のアイコン)をタップしてください
  3. 「3、2、1」とカウントダウンが表示され、自動的に録画が始まります
  4. 録画中は画面上部(ステータスバー)が赤く変わるのを確認しましょう

カウントダウンの3秒間にコントロールセンターを閉じておくと、録画したい画面からきれいに撮影を始められます。

マイク音声のON/OFFを切り替える

画面収録では、iPhone内部の音(アプリの音声やBGMなど)に加えて、マイクからの外部音声も同時に録音できます。操作の説明をナレーション付きで録画したい場合に便利です。

手順

  1. コントロールセンターを開きます
  2. 画面収録ボタンを長押ししてください
  3. 画面下部に「マイク」のアイコンが表示されます
  4. タップしてON(赤色)またはOFF(白色)を切り替えましょう
  5. 「収録を開始」をタップすると録画が始まります

周囲の音を入れたくない場合はマイクをOFFにしておきましょう。デフォルトではOFFになっています。

画面録画を停止する

録画を止める方法は2つあります。どちらでも同じ結果になるので、使いやすいほうで操作してください。

方法1:ステータスバーをタップ

  1. 画面上部の赤いステータスバー(または赤い時計表示)をタップします
  2. 「画面収録を停止しますか?」と表示されるので「停止」をタップします

方法2:コントロールセンターから停止

  1. 画面の右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開きます
  2. 赤くなっている画面収録ボタンをタップします

停止すると、「画面収録ビデオを"写真"に保存済み」という通知が表示されます。

録画したビデオを確認・編集する

録画されたビデオは「写真」アプリに保存されます。簡単なトリミング(不要な部分のカット)も写真アプリだけで行えます。

確認手順

  1. 「写真」アプリを開きます
  2. 「最近の項目」アルバム、またはライブラリから録画したビデオを探してください
  3. タップして再生します

トリミング手順

  1. 録画ビデオを開いた状態で「編集」をタップします
  2. 画面下部のタイムライン(横長のバー)の左右をドラッグして、残したい範囲を選択してください
  3. 「完了」をタップし、「ビデオを保存」または「ビデオを新規クリップとして保存」を選びます

「新規クリップとして保存」を選ぶと、元の録画データを残したまま編集後のビデオを別ファイルとして保存できます。

画面録画できないときのトラブルシューティング

画面収録がうまく動作しない場合は、以下の原因が考えられます。

コンテンツとプライバシーの制限がかかっている

「スクリーンタイム」の設定で画面収録が制限されている可能性があります。

  1. 「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」を開きます
  2. 「コンテンツとプライバシーの制限」がONになっている場合、「コンテンツ制限」をタップしてください
  3. 「画面収録」が「許可」になっているか確認します

会社や学校が管理しているiPhoneでは、管理者が制限をかけている場合があります。その場合は管理者に確認してください。

ミラーリング中は録画できない

AirPlayやHDMIアダプタで外部ディスプレイにミラーリングしている最中は、画面収録が利用できません。ミラーリングを解除してから録画を行ってください。

ストレージ(空き容量)が不足している

iPhoneの空き容量が極端に少ないと、録画が途中で停止したり、開始できなかったりします。

  1. 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」で空き容量を確認します
  2. 不要なアプリや写真・動画を削除して空き容量を確保します

目安として、最低でも1GB以上の空き容量を確保しておくと安心です。

一部アプリでは録画が制限される

著作権保護のため、動画配信アプリ(Netflix、Amazon Prime Videoなど)では画面収録中に映像が黒くなることがあります。これはアプリ側の仕様による制限で、iPhone側では解除できません。

録画データの容量目安と管理のコツ

画面録画のファイルサイズは、録画時間や画面上の動きの多さによって変わります。おおよその目安は以下のとおりです。

録画時間 ファイルサイズの目安
1分 約30〜50MB
5分 約150〜250MB
10分 約300〜500MB

動きの激しいゲーム画面などは容量が大きくなりやすく、設定画面のような静的なコンテンツは比較的小さくなります。

容量を節約するコツ

  • 必要な部分だけ録画する: 録画の開始・停止を意識して、無駄な時間を減らしましょう
  • トリミングで不要部分をカットする: 前後の余計な部分は写真アプリで編集できます
  • クラウドやPCに移す: iCloudやパソコンにバックアップして、iPhone本体の容量を確保しましょう
  • 共有後は本体から削除する: 送信・バックアップが済んだ録画は、本体から消して容量を空けましょう
  • PCで再エンコードする: iPhoneの画面収録はビットレートが高く圧縮率も低いため、PCのHandBrakeなどの無料ツールで再エンコードすると、画質をほとんど落とさずにファイルサイズを大幅に削減できる場合があります

まとめ

iPhoneの画面収録は、標準機能だけで手軽に使える便利な機能です。コントロールセンターにボタンを追加するだけで、すぐに画面録画を始められます。

業務マニュアルの作成、操作手順の共有、不具合報告など、仕事の場面でも幅広く活用できます。マイク音声のON/OFF切り替えやトリミング編集も覚えておくと、より実用的な動画を作成できるでしょう。

画面録画ができないときは、スクリーンタイムの制限、ミラーリング中、ストレージ不足の3点をまず確認してみてください。


静止画で画面を保存したい場合は、「iPhoneでスクリーンショットを撮る方法【2026年版】」をご覧ください。

画面録画をもっと活用するなら

画面録画を日常的に使うようになると、録画データの管理や活用の幅を広げたくなるかもしれません。ここでは、あると便利な関連アイテムを紹介します。

録画データのバックアップに:外付けSSD

画面録画のデータは1本あたり数百MBになることもあり、iPhoneのストレージを圧迫しがちです。USB-C対応の外付けSSD(ソリッドステートドライブ)があれば、録画データをiPhoneから直接コピーして容量を確保できます。

大画面で確認・注釈追加に:iPad + Apple Pencil

録画した動画をiPadの大きな画面で確認すれば、細かい操作も見やすくなります。さらにApple Pencilを使えば、録画データのスクリーンショットに手書きで注釈を加えることもできます。業務マニュアルの作成や操作説明資料の仕上げに便利です。

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