ICT導入支援事業費補助金(神奈川県)について

神奈川県内の介護サービス事業者がICTを導入する際の経費を一部補助される制度があります。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/ict.html
こちらの補助金は、「公益社団法人かながわ福祉サービス振興会」が受け付けています。
第一回目は令和2年6月15日~令和2年7月15日が期限となっているのでもう過ぎてしまっていますが、第2回目の募集がある可能性があるので、ここで紹介します。

概要

この補助金に関する説明は、以下のページに書かれています。

https://carerobot.kanafuku.jp/tech/ict2020/

ICT補助金とは、介護分野におけるICTを抜本的に進めるため、ICTを活用して介護記録から請求業務までが原則一気通貫で行うことができるよう、介護ソフト及びタブレット端末等に係る導入費用 (購入又はリース)の一部を補助するものです。

事業の目的

介護分野における生産性向上は職場環境の改善や人材確保の観点から、重要な課題であり、 ICT化については、特に介護記録・情報共有・報酬請求等の業務の効率化につながるものです。

また、新型コロナウイルスの感染経路の遮断という観点から、対面での面会を制限しICTを活用したオンライン面会を行うことが望まれています。

そのため、介護事業所におけるICT導入を支援することにより、介護分野におけるICT化を抜 本的に進めることが目的となっています。

交付の対象

・介護事業所(介護保険法に基づく全サービスを対象とする。)
・神奈川県内に所在するものに限る。

となっています。

【補足】
・導入の成果を都道府県へ報告するとともに、ICT導入に関して他事業者からの照会等に応じること。
※県の予算額以上の応募があった場合には、公平性や補助効果を考慮し申請を受け付けるものとする。
とあります。

補助額について


1事業所あたり対象経費の1/2以内

(補助上限額については、事業所の職員数に応じて、次のとおり設定)
職員1人~10人 100万円 ・職員11人~20人 160万円 ・職員21人~30人 200万円 ・職員31人以上 260万円

というように決まっています。なお職員数の計算は、常勤している職員の数で決まります。

※ 補助回数
原則として1事業所1回とするが、補助額の合計が基準額の範囲内であれば、2回目以降 の補助も可能とする。2回目の補助を行う場合には、基準額から1回目の補助額を除いた金 額を上限とする。
なお、1回目に補助した機器のリース代や保守・サポートに係る経費等、 恒常的な費用について2回目以降の補助を行うことは認められない。

となっています。

補助対象

「一気通貫の介護ソフト」

記録・情報共有・請求を一気通貫で行うことができる介護ソフト
または
複数のソフトの連携で、記録・情報共有・請求を一気通貫で行うことができる介護ソフト
【そのほかの要件】 ※ 契約する予定の介護ソフトの担当者に確認してください。
・ CHASE対応。・居宅サービス事業所と訪問サービス事業所は、「標準様式」に準じたものであること。または、令和2年度に対応予定であること。
・ 厚労省の指定するセキュリティ基準・音声入力の推奨・日中のサポート体制があること。商用の製品であること。

となっています。

対象となるソフトの例示として、

ほのぼのNEXT
介舟ファミリー
ワイズマンシステムSP
カイポケ
カナミッククラウドサービス
H2介護システム
H2看護システム
H2通所システム
ブルーオーシャンノート【記録,情報共有のため請求ソフトとの連携が必要です。】
ナーシングネットプラスワン
Care-wing(介護の翼)【記録,情報共有のため請求ソフトとの連携が必要です。】
SmileOne
HOPE LifeMark-WINCARE
HOPE LifeMark-WINCARE Cloud
CAREKARTE
安診ネット カイゴ【記録,情報共有のため請求ソフトとの連携が必要です。】
福祉見聞録
KitFitSilverLand
EHRLINKほのぼのNEXT
トリケアトプス
まもる君クラウド
ココナース
スマケア

これらが挙げられています。


また、「一気通貫の介護ソフト」を入れている場合のみ、タブレット端末・スマートフォン・インカム などのICT技術を活用したハードウェアが補助金の対象になります。
【注意点】
・タブレット端末等を 導入する際にあっては、必ず介護ソフトをインストールのうえ、業務にのみ使用すること (補助目的以外の使用の防止及び私物と区別するため、業務用であることを明確に判別するための表示(シール等による貼付)を行うなど事業所において工夫すること。 導入機器を オンライン面会で使用することは差し支えない。

・個人情報保護の観点から、十分なセキュリティ対策を講じること。

・タブレット端末等ハードウェアは、生産性向上に効果のあるハードウェアが対象である (たとえば、介護に関する記録を現地で完結でき、その場で利用者の情報を確認できるタブレット等のほか、職員間の情報共有や職員の移動負担を軽減するなど効果・効率的なコミュニ ケーションを図るためのインカムなどICT技術を活用したものが対象)。
のように注意点も書かれています。

Wi-Fiなどの通信環境の整備などの「導入経費」 (「一気通貫の介護ソフト」を入れている場合のみ申請可)
これらも補助金の対象となります。
※ただし、通信費は対象外となります。

例として
 ・ ネットワーク機器(Wi-Fiなど)の購入、設置経費
 ・ クラウドサービス 利用料
 ・ 保守・サポート費用
 ・ 導入設定費用
 ・ 導入研修経費
 ・ セキュリティ対策経費
がこれに当たります。

バックオフィスソフトも、同じく一気通貫の介護ソフトを入れている場合のみ対象になります。
例として、

勤怠管理システム
シフト作成システム
人事システム、給与システム
ホームページ作成システム

がこれにあたります。

対象経費の留意事項

当該年度中に係る経費のみが対象とされます。
毎月支払いを行う利用料やリース費用も対象となりますが、対象となる期間は当該年度分に限るられます。

 [対象外となる経費]
 ① 事業所に置くパソコンやプリンター
 ② すでに国及び県からその他の補助金を受けているもの
 ③ その他本事業の趣旨から適当とは認められないもの

となっています。

よくある質問

この補助金に対する質問、回答は、
https://carerobot.kanafuku.jp/tech/ict2020/faq.html
こちらに載せられています。

申請方法について

提出期限は、令和2年7月15日(水)となっているので、第一回目の募集は終了しています。第2回目の募集は未定となっており、再募集の可能性があります。

提出先は、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会 ロボット・ICT推進課 行(※朱書きで、「ICT補助金申請書在中」)
 〒231-0023 横浜市中区山下町23番地 日土地山下町ビル9階

こちらに郵送となっています。

手続きの主な流れ

通常では、
1 申請書提出
2 決定通知書を受領
3 ICT機器の購入
4 納品後、報告書提出
5 補助金の受領

という流れになっています。
ですが、新型コロナウイルスの影響により、すぐにICT機器を購入せざるを得なかった場合を考慮して、新型コロナウイルスに関するオンライン面会や業務改善に利用する機器についてはこの限りではないと書かれています。

新型コロナウイルス対策として機器を購入した場合(2020年4月1日以降の購入が条件)では、

1 ICT機器の購入
2 申請書提出
3 決定通知書を受領
4 納品後、報告書提出
5 補助金の受領

という順番になっています。

申請様式

申請様式は
https://carerobot.kanafuku.jp/tech/ict2020/handmade.html
こちらからダウンロードします。

申請書提出に必要な書類は、

・様式1「交付申請書」 交付要綱第4条に定める補助金交付申請書
・様式1 付表1「役員等氏名一覧表」
・役員等氏名一覧表
・様式2「所要額調書」
・交付要綱第4条に定める所要額調書
・様式3「事業計画書」
・交付要綱第4条に定める事業計画書


・法人についての資料 申請者の概要を記した書類(法人代表者名、法人住所がわかる資料)
(例:ホームページの写しなど)

・事業所の指定についての資料 介護保険法により介護サービス事業者又は 介護保険施設として指定又は許可を受けたことを証する書類の写し(有効期間内のもの)
例:指定通知書

・職員数についての資料 例:「勤務形態一覧表」(常勤換算の数値を入れたもの)
ない場合は「運営基準や勤務シフト表でも可とする」

導入するICTについて 商品のパンフレットやホームページの写し
(ソフトウェアやハードウェアの名称がわかるもの)
見積書関係

これらの書類が必要になります。


また、実績報告書の報告様式も
https://carerobot.kanafuku.jp/tech/ict2020/handmade.html

こちらからダウンロードできます。
実績報告に必要な書類は

ア 交付要綱第10条に定める事業実績報告書(様式7)
イ 交付要綱第10条に定める精算額調書(様式8)
ウ 交付要綱第10条に定める事業実績報告書(様式9)
エ 補助対象事業に係る契約書又は発注書の写し
オ 補助対象事業に係る支払いを行ったことを証する書類の写し
カ 導入した機器の写真
キ 口座振込申出書
ク ICT導入支援事業 導入実績報告書(別紙様式1)
ケ その他知事が必要と認める書類

こちらとなります。


以上がICT導入支援事業費補助金(神奈川県)についての説明となります。

詳細のページは
https://carerobot.kanafuku.jp/tech/ict2020/
こちらになっています。

第2回がある場合に、条件に当てはまる方は申し込んでみてはいかがでしょうか。


ICT補助金要綱 https://carerobot.kanafuku.jp/global-image/units/upfiles/25326-1-20200602051053_b5ed5df5de34d5.pdf

県地域医療介護確保基金要綱(様式1・様式1付表1含む)
https://carerobot.kanafuku.jp/global-image/units/upfiles/25325-1-20200602051129_b5ed5df8109741.pdf

ITにまつわるご相談

私たちは、かわさきIT相談のページを用意しております。

身近なところからITを取り入れたい、だが分からない点もあり不安、といった、ITに関わるご相談がある方がいらっしゃいましたら、

https://machi-it.jp/gosoudan/

こちらのページからお気軽にご相談いただければ幸いです。