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オンラインストレージサービスを活用しよう

パソコンを使っていて、ファイルサイズが大きいデータが増えることはないでしょうか。
外付けHDDなどを利用して保存するのも良いのですが、必要になった時にどこに保存したのか忘れてしまったり、そもそも無くしてしまうと困ってしまいます。
そんな時に、オンラインストレージサービスの利用が有効です。オンライン上でデータを預けることで、自分のパソコンの容量を圧迫せずにデータを整理、保存することができます。
また、使うデータがどこにいったか忘れてしまった、というときにも、オンラインストレージサービスを利用しておくと、そこに保存していればすぐに見つけることができます。

オンラインストレージサービスは、小さいデータなら無料であることが多いですが、100GBや1TBを超えてくると有料のものがほとんどです。使う場合は、管理費用として払う必要があります。

今回は、オンラインストレージサービスにはどのようなものがあるかをいくつか紹介していきます。

Dropbox

Dropboxは世界的にシェアがある個人向けオンラインストレージサービスで、Dropbox社が提供しています。
パソコンからもスマホからも管理可能で、動画や高画質写真などの比較的重たいデータの管理も可能です。
スタンダートプラン、アドバンスドプラン、プロフェッショナルプランがあり、
スタンダートプランは月額1500円で5TBの管理が可能です。
アドバンスドプランは月額2400円で容量を随時追加可能です。
プロフェッショナルプランは月額2400円で3TBとなっていますが、Dropbox Transferで最大100GBのファイルを送信可能です。

Google Drive

Google driveはGoogle社が提供する個人向けサービスです。
Google driveは、Gmailやカレンダーなども使用可能です。
無料個人プランではストレージが15GBまでとなっています。

Basicプランは月額680円で30GBまで、
Businessプランは月額1380円で容量無制限で使えます。
Enterpriseプランだと、月額3000円で容量無制限と、セキュリティ機能が高度になっています。

Onedrive

Onedriveはmicrosoft社が提供する個人向けサービスであり、Word Excel PowerpointなどのOffice製品との連携がスムーズになっています。
Business Plan 1だと月額540円で1TBまで使えます。
Business Plan 2だと月額1090円で、1TBに高度なセキュリティがついています。
Busibess Premiumだと、月額1360円で1TBにセキュリティ、オフィスアプリケーションも付加されます。

Box

Boxは、主に企業でファイルを共有することを主としている法人向けオンラインストレージサービスです。世界で7万社以上が利用しています。

1個人が容量無制限で使えるプランは1800円からとなっています。

モバイル端末でとの連携やExcel、Outlookとの連携が可能となっており、セキュリティとしてはアクセス制限機能、ユーザーの履歴を追うログ監視機能があり、法人向けのサービスとしては人気となっています。

Fleekdrive

フリークドライブは、企業内でのファイル共有を念頭に置いた法人向けオンラインストレージサービスです。

違う場所にいる社員が同時に作業することができるように、オンライン上で同時編集が可能になっています。

共有メンバーが「いいね」などの評価をつけることができます。フィードバックがすぐにできるようになっているので、レスポンスが早く求められる現場に重宝します。

Teamは月額500円で100GB使用可能です。Businessは月額1500円で、200GBまで使用可能です。共有が前提であり、最低10ユーザーから使用可能です。10ユーザーで合計2TBという計算になっています。

Bizストレージ ファイルシェア

Bizストレージ ファイルシェア は、NTTコミュニケーションズ社が提供するサービスで、法人向けのファイル転送、オンラインストレージサービスとなっています。
Webブラウザのみで、2GBの重たいファイルや機密情報をやりとりできます。
月額15000円から使用可能で、1万人まで使えます。ディスクの容量に合わせて料金は追加変更されます。
送信先を固定したり、通信速度が速いなどの利点があり、月額料金から見ても法人向けのサービスとなっています。

Fileforce

Fileforceも法人向けのサービスとなっていますが、機密性を重点としたオンラインストレージサービスとなっています。

セキュアに一元管理ができることや、自由度が高いアクセス権限で効率的なファイル共有が可能となっています。

また、ユーザーのログを残す監査証跡を提供可能となっているので、

「誰が」見ているのかということが重要となる場面で重宝されます。こちらの月額プランはお問い合わせとなっています。

個人と法人で使い方を分けよう

オンラインストレージサービスをいくつか紹介しました。
何個も種類があり、最初は混乱しますが、上記に紹介したものならばどれでも使いやすいと思うので、データ管理で困っている方は一度使ってみてはいかがでしょうか。
また、個人用と法人用でかなり料金が変わるので、個人で使いたい方は500-2000円ほどのプランから始めてみてはいかがでしょうか。

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