ITがあるとできること
「IT 化」と一言で言うと、コンピューターを使って見えないうちに様々な情報が飛び交っているようなイメージがあります。
パソコンを普段から触る機会があればそれほど違和感はないと思いますが、あまり触る機会がないとどうしてもよくわからない印象を受けると思います。

機械は苦手、デジタルは難しい。。
という声に対して、わかりやすいところから説明していくとだんだん苦手ではなくなってくるのではないか、と考えました。
そこで、ITとは何か、具体的に身近にある例は何かをご紹介していきたいと思います。
まずIT化とは、
- アナログなツールや情報をデジタルに変換すること
- 紙で作業していたこと、自分で計算していた会計、場合によってはハンコをデジタルとすること
このように捉えておけば大丈夫です。
今まで紙やモノで残しておいた情報を、インターネット上に残しておくようなイメージです。
IT化をする場合、いきなり全てが変わるわけではありません。ハードウェア(パソコンなどの物質的なもの)・ソフトウェア(使う機能)の導入と、使う方々の理解が必要になります。
導入した場合の順番を大まかに表すと、
- パソコン、インターネット、電子メールなどの設備があること
- 会計、販売管理、在庫管理など事務作業を効率化する
- 現状の課題が新たに分かる、顧客への売り方が変化する
- 業務のシステムが連携するようになる マーケティングに活用する
- 将来の予測ができるようになる 新しいビジネスモデルを作れる
このような順番で仕事に利用することができます。
ですが、そうは言ってもいざ自分がやる場合、何からするのか見当がつきにくい・・・
という状況もあると思います。
そこで、具体例を1つ挙げようと思います。
私が普段の生活の中で、ITがあって変わったと思うもの

お店のレジです。
飲食店や服屋さん、花屋さんなど・・・それまで手動のレジを使ったり、金庫に保管しておいて自分で計算してお会計をしていたレジが、だんだんとiPadを使った会計システムに変わりつつあると感じています。
今までの会計と、iPadを用いて=ITをとりいれて 会計を行うことでは、何が変わったのでしょうか。
- あらかじめ登録しておいた商品を押すシステムなので、間違いが減る
- 新しいアルバイトの人が入った際に教えやすく、扱う側も商品の値段がわかりやすい
- 閉店時に合計がすぐにわかる。残って計算して・・・という時間をなくすことができる
- 営業が終わった時点で自動的に金額が他のパソコン、スマホに伝わっている→その日の売り上げが明確になる
ただ、デメリットはないのでしょうか。その点についても考えると、
- 最初にiPadとインターネット回線を用意する必要がある
- iPad機器が壊れたり、調子が悪くなったり、充電が無くなったり・・・など、トラブルが起きる可能性がある
- トラブルの際には、どちらにしろ元の方法でレジを打つので、その場合の教育も必要である
このように、デメリットとなる点もあると思います。
ただ、これらは従来の方法があれば解決できることであると考えています。
いきなり全てITを取り入れようとすると、多くのトラブルが起きると思います。そうなってしまうとやはりまだちょっと・・・となると思います。
そもそもパソコンやインターネットがあるからといって特別なことが起きるわけではないので、あくまで時間や手間を省く手伝いをしているもの、と考えるのが良いでしょう。
なので、段階的に、身近なところから始めてみるのが良いと考えています。
今回は以上です。
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