アパレルのIT化では何が起きるのか

アパレル業界のIT化というと何が起きるでしょうか。実際に服を着て買わないとサイズやデザイン、質感が分からないため、服を選ぶことに関するIT化は難しいように感じます。

ですが、最近ではZOZOTOWNさんが先駆者としてされているような「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を用いて自宅で自身のサイズにぴったりと合うサイズの服を選べるようになったり、

月額料金制でプロのスタイリストが自身のスタイルにあった服を届けてくれるレンタルサービス「airCloset」というものも登場しています。(https://www.air-closet.com/

また、ファッションの一部としてApple Watchのように、身につけているもの自体をIT化させてしまうものもあります。

さらに、一つ一つ服を試着するのが面倒であったり、在庫を必要以上に抱えないために、バーチャルで試着ができるシステムまで登場しています。(https://www.toshiba-sol.co.jp/industry/virtual_fitting/index_j.htm)
いずれも10年前は夢のお話でしたが、時代が進むにつれ実現できていることが驚きです。


このようにやり方次第でITを活用することは可能ということがわかります。ただこれらは相当な資金と試行錯誤がある前提なので、一般化するのは厳しいと思います。
そこで、誰でもとりかかれるIT化として、ECサイトの作成があります。

ECサイトとは

ECサイトとはelectronic commerce エレクトロニックコマース=電子商取引の略で、自身の商品やサービスをインターネット上に置いた独自運営のウェブサイトにて販売するサイトのことです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/EC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88より引用

本来は自分でサーバーを構築し、商品ページや決済ページを作成する必要があるのですが、サーバー維持費や決済における法律の問題など、クリアする課題が多すぎて、手軽にできるものではありません。
そこで、それらをクリアしたサービスを提供してもらう代わりに、その対価としてサービス提供者に手数料を支払うサービスがあります。
これらは広い意味でASPサービスと呼ばれ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%80 より引用)、
その中でECサイトのサービスを提供しているものがある、という認識です。

ECサイトサービスの例

例として
BASE(https://baseu.jp/6685)
shopify(https://blog.t-rnd.com/blog/shopify/manual)
があります。

他にも様々なサービスがあり、
https://ecnomikata.com/ecnews/22916/
こちらのページにサービスの例が紹介されています。

登録料も月々の手数料も無料のものから、月々に手数料が発生する代わりに広告が可能なものまで、多種多様なサービスがあります。
一例として、BASEでのサービスにかかる手数料は
https://baseu.jp/6685
こちらのページより確認できます。変更される可能性があるので、公式ページにてその時の設定を確認してください。

ここで、もし洋服や古着などを店頭で販売することからECサイトで販売するメリット・デメリットを考えてみます。

ECサイトで衣服類を売るメリット

メリットとして

  • 販売層が増える
  • 時間の制限がなくなる
  • 販売員がいなくても売ることができる
  • 新商品が売れるのか売れないのかという指標ができる
  • トレンドが分かりやすい

といった点が挙げられます。

まず当然ながらインターネット上での販売なので、お店に来るお客様以外の人にも販売できます。また昼でも夜でもいつでも販売可能になります。店頭販売ではないので、1人でも始められます。これらはパッと思いつきやすいことだと思います。


また1つ考えられるのは、新しい商品が売れるのか売れないのかというのが試しやすいという利点です。


極端な例だと、新商品を1着ずつのみ用意して、売れて行った順から在庫を増やしていくことにより、不必要な在庫を抱える必要が少なくなります。実際売れるか売れないのか、というのは一番大事な点であり、それが試しやすいというのがECサイトを使う利点であると考えられます。

完全に在庫ゼロで始めるというのは難しいですが、なるべく余計な在庫を抱えずに売れるかどうかを確かめられるのは良い点であると考えられます。加えて、どのページにより多くのアクセスがあるかを調べることにより、買おうかどうか迷っているものも分かりやすくなります。トレンドを確かめる方法としてもECサイトを活用してみるメリットが考えられます。


衣類は生物ではないのですが、実際にはトレンドによって売れ行きがかなり早く変わっていくものだと考えられます。よって、トレンドを確かめ、実際に売れるものを選別していくことは必要です。そのための手段としてECサイトを活用していくのは効果があると考えられます。

ECサイトで衣服類を売るデメリット

デメリットとして

  • ライバルが多い
  • 自身のページがより多くの人に見られるようにする対策が必要
  • 送料の問題
  • 信頼の問題

ということが考えられます。

ECサイトをすでに利用しているお店は多くあり、ECサイトのみで売り上げを飛躍的に上げるというのはなかなか困難だと考えられます。
また、SEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)対策をしないと新規の方に自身の商品ページが見られにくいという課題があります。これは実店舗で商品を売ることとは全く別の課題になるので、その分の労力やコストがかかります。

加えて、商品に足して送料も上乗せされるので、価格がその分値上がりします。もちろん遠方の方からしても現地に行くよりは送料の方が安いことがほとんどですが、その分身近では買えない商品を用意する必要があります。

また、仮にECサイトのみだと本当に商品が発送されているのか、という信頼の問題が発生します。ただ、これは実店舗を持っていれば解消できる問題なので、店舗の紹介と共にECサイトを兼用すれば問題ありません。

ECサイトを効率よく使う

アパレルにおいて、ECサイトを使って販売するには上記のメリット、デメリットが考えられました。個人的な意見としては、ECサイトがあれば売り上げが上がるというよりも、ECサイトを用いて実店舗での販売を強くするということの方がやりやすいであろうと思いました。
実際には費用がかからず、かつ需要を調べるという点において、ECサイトを取り入れてみるということは良い方法であると思いました。


今回の記事は以上です。

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