Amazonのタブレット「Amazon Fire Max 11」が新発売となりました。
Fire Max 11はKindleストアやAmazonビデオなど、Amazonのデジタルコンテンツを利用するための11型タブレットです。
従来の「Fire HD 10 Plus」よりもワンランク上で、Fireシリーズの中では最上位となるモデルです。
今回初めて「Fire Max」というペットネームが冠されています。
全体的にスペックアップされており、使用感はかなりサクサク動き良好なようです。
筐体は大幅に薄くなり、従来の厚みがありやぼったいイメージが払拭されています。
アルミ製となり、ちょっとiPadっぽくなった感じです。
また、新たに生体認証に対応し、電源ボタンと一体化した指紋認証センサーを搭載しています。
Fireの中で生体認証に対応したモデルは、本製品が初となっています。
スタイラスペンにも対応し、手書き入力やちょっとしたお絵描きなどにも使用できるようになっています。
筆者から見ても、今回のFire Max 11は全体的によくまとまっていると思います。
ですが、Fireシリーズ全般の弱点である対応アプリが少ないのがデメリットです。
ブラウザもGoogle Chromeなどが使えないため、Webアプリでカバーすることができないなど、仕事に使おうと思うとかなり制約を感じると思います。
ただ、上述の通りスタイラスペンを用いたお絵描きやメモ書き、文書作成といった用途では十分使用できると思います。
また、Microsoft365の3ヶ月体験版も付属しています。WordやExcelの文書作成…はちょっとしんどいかもしれませんが、書類のチェック程度であれば十分使用できると思います。
Fireシリーズとしては高価なモデルとなりますが、iPadのお値段を考えるとかなり安いと言えるので、Amazonのサービスをよく利用される方ならば十分検討に値するんじゃないでしょうか。