個人事業主や中小零細企業の方向けにITに関する話題をお届けします

2月はサイバーセキュリティ月間です!

2月はサイバーセキュリティ月間です!

サイバーセキュリティ月間は、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が主導する、情報セキュリティに対する意識向上を目的とした取り組みです。毎年2月に実施され、企業や組織におけるサイバーセキュリティ対策の強化を推進しています。

中小企業向けのセキュリティ対策啓発のチラシなども配布されています。ぜひ活用して全員参加のセキュリティ対策をやっていきましょう。

以下でチラシの内容をざっとご紹介しておきます。

セキュリティソフトを導入しよう

サイバー攻撃の手法は日々進化しており、その対策としてセキュリティソフトの導入が不可欠です。特に注意が必要な脅威には以下のようなものがあります。

ウイルス(マルウェア)の主な種類

  1. ウイルス
    • 攻撃者が目的とする機器を攻撃するために利用する不正なプログラム
    • コンピュータに感染し、システムに被害を与える
  2. スパイウェア
    • 端末にひそかに侵入し、ユーザーの個人情報やアクセス履歴等を収集
    • 収集した情報を外部に送信する悪意のあるプログラム
  3. 悪意のボット
    • 感染するとコンピュータが乗っ取られ、別のコンピュータへの攻撃(DDoS攻撃など)に使われる
    • 気付かないうちに攻撃の踏み台にされてしまう
  4. ランサムウェア
    • パソコンのファイルを暗号化して見られなくし、「返してほしければ身代金(ランサム)を払え」と要求
    • 近年、特に被害が増加している脅威

セキュリティソフトの必要性

  1. 個人情報や会社の機密データの漏えいを防ぐ
  2. 迷惑メールやスパムメールを隔離して自動仕分けする
  3. USBメモリなど外部機器からの感染を防ぐ

セキュリティソフトを導入し、常に最新のパターンファイルに更新することによって、ウイルス(マルウェア)の感染を防ぎ、会社のシステムや機密データを守ることができます。

01:大至急!最新OSへ。

古いOSやソフトウェアをアップデートせずに放置していると、ネットワークに侵入され、ランサムウェアなどの被害に遭うことがあります。パソコンやネットワーク機器は常に最新の状態にしておき、攻撃者が侵入できる弱点をふさいでおきましょう。

対策のポイント:

  • OSやソフトウェア、ネットワーク機器を最新の状態に保つ
  • 自動アップデート機能を設定する

02:脅威は社外にあり!

インターネット上にデータを保存できるクラウドサービスの共有設定を誤ったため、情報が漏えいするトラブルが増えています。初期設定を適切に変更したり、従業員の異動や退職に伴い権限を見直したりすることが重要です。

対策のポイント:

  • クラウドサービスの共有設定や公開範囲を適切に設定する
  • 従業員の退職や異動があった場合、権限を見直す

03:確認!パスワードの役割。

パスワードが推測されたり、ウェブサービスから窃取したID・パスワードが流用されることで、不正にログインされる被害が増えています。「長く」「複雑に」「使い回さない」ようにしてパスワードを強化しましょう。

対策のポイント:

  • パスワードは長く、複雑なものにする
  • パスワードの使い回しをしない
  • 可能な場合は二要素認証を導入する

04:騙されないよう先手を打とう!

取引先や関係者を装ってウイルス付のメールを送ってきたり、正規のウェブサイトに似せた偽サイトを立ち上げてID・パスワードを窃もうとする巧妙な手口が増えています。メールに依存しない業務フローの構築など複数の手段の活用が検討されています。

対策のポイント:

  • メールの添付ファイルやリンクを安易にクリックしないよう従業員教育をする
  • 公的機関や企業のWEBサイト等で最新の脅威情報を収集する
  • インシデント発生時の対応体制や手順を整備する

不安を感じたら、すぐに相談を

サイバー攻撃の被害に遭ってしまった場合は、信頼できる相談窓口にすぐに相談しましょう。

情報セキュリティ関連ウェブサイト

  • 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)
    https://security-portal.nisc.go.jp/
  • 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
    https://www.ipa.go.jp/security/index.html
  • 都道府県警察サイバー犯罪相談窓口
    https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html

まとめ:セキュリティは全員参加で

サイバーセキュリティ対策は、詳しい人が一人でがんばるだけでは実現しません。攻撃者は会社をはじめ、ネットワークでつながった組織全体を狙っています。経営者も従業員も、社内の全員が知識を身に付け、対策を取らなければ、サイバー攻撃が原因で業務が停止したり、損失が広がるかもしれません。

まずは、このブログ記事を参考にして社内で情報共有をはじめ、セキュリティ意識を高め、具体的な行動に移していきましょう。

本サイトでもIPAの提供している「中小企業のための情報セキュリティガイドライン」を下敷きに、セキュリティについての連載記事を掲載しています。こちらもぜひご覧ください。

セキュリティ対策これで大丈夫か不安…という方は

チラシにあるような対策はやってみたけど、これだけで大丈夫なのかな?とか、もっと積極的に対策を取っていきたい!という方は、ぜひ弊社インターステラ株式会社にご相談ください。具体的な対策や機器の導入など、お客様の要望や環境に合わせて最適な提案をさせていただきます。

まずは以下の問い合わせフォームからお問い合わせください!

PAGE TOP