2020年5月21日(木)に行われた「リモートワーク・テレワークのススメ」セミナーの内容を文字に起こしました。
より理解しやすく感じていただければと思い、文章としてまとめました。
前半、後半に分けましたので、ご覧いただければ幸いです。こちらは前半です。
動画をご覧になりたい方は下記のリンクからご覧ください。
今日の流れなんですけども、実施するというきっかけになったお話についてから始めまして、
すでにリモートワークテレワークを導入している企業さんの具体例を上げながらご紹介させていただきたいと思います。
そして、導入するとどういったメリットがあるのか、導入するにはどうしたらいいかという話でまとめさせていただきたいと思ってます。
企業さんの業態ですとか状態によって、どのようにやっていけばいいか、コンサルティングの内容が個々に違う場合がございます。なので、インターステラー社代表の阿形様のメールアドレスの方にご相談いただければと思っております。
では早速始めていきたいと思います。
リモートワークはどういったものから、本日の目的の確認をさせていただきたいと思います。
今回のリモートワークテレワーク導入のすすめと題しまして企画させていただきましたのは、インターステラー株式会社であります。
インターステラー株式会社さんは、川崎市の企業さん向けにITコンサルティングですとか、導入支援、IT相談を定期的に行っている会社でございます。
本日のウェビナーで、私の進める内容に対して補足をしていただいたりですか実際どうなってるのかをお聞きするために、インターステラ株式会社代表の阿形様をパネリストとしてご紹介しております。どうぞよろしくお願いします。
「よろしくお願いします。」
今回コロナ禍においてテレワークリモートワークの注目が集まりましたが、色々な企業様で導入しなければならないというお話をお聞きしております。
ですがそもそもテレワークリモートワークがどういうものかということからお話させてください。
日本では、84年に NEC が始めたのがきっかけと言われております。
その時はテレワークリモートワークという名前ではなく、サテライトオフィスという形で NECさんに勤めておられる女性従業員向けに、
出産や子育て、結婚等で辞められる方が多いという課題を解決するために導入したわけです。
それからバブルがはじけて一旦下火になったテレワーク人口おを増やすということを掲げて、現在2020年の段階で、これから導入を積極的に支援するという形で打ち出しております。
そして最近のコロナ騒動で、リモートワーク導入を実施する企業が増えたことで認知度が高まったと考えております。これからもさらに普及していくだろうとインターステラ社は考えております。そこで需要が増えていくのではないかということが、今回ウェビナーをするにあたった経緯となります。
テレワークを導入してみた企業さんもいらっしゃると思いますが、実施してもうまく活用できていないというお話を聞いております。
詳細な部分に関しては企業さんごとにどのようにすすめていけばいいのかが違いますので、まず導入するまでにどういった手順があるのかをご紹介するところまでを今日の目的として設置しております。
ウェビナーが終わった時点で、このようにやればいいというのが分かれば幸いです。
私の経験からしても、ITの事業は10年以上、20プロジェクトぐらいは経験がございますが、
近年の大きな会社の方でも、完璧に全社的に導入しているという企業は少ないです。
そういった形で文章をを測定したり効果を測定しながら段階的に導入したりという形が多いようです。
阿形様、ちなみにインターステラはどういった形で導入してるかお聞きしてもよろしいでしょうか。
「はい。弊社ではリモートワークはそもそも前提にしておりまして、一部事務の部分ですとか、紙が絡む部分が若干残ってるので、そういう部分に関してはリモートではなく実際に来て作業するというのがあります。
それと物理的なもの、今ハードウェアを扱う仕事もしてますので、完全にリモートは難しいという状況ですけど、基本的にリモートはできるような体制にはなっています。」
ありがとうございます。
中心の中小企業含めて色々な会社が完全にリモートというよりも、部署を限定して導入していることが多いです。
ではですね、実際の導入するメリットっていうのはどういうものがあるかというのも、私の方でまとめました。
先ほど冒頭でもお話ししました通り、企業様とか業務状態とか部署によって導入できる形が違いますという話をちょっとしましたが、メリットも企業さんの業態によって様々違います。
ですが共通してあげられているメリットというのもまとめましたので、その一部を紹介したいと思います。
まず従業員側のメリットとして、よく聞くメリットというのをまとめています。
リモートワークの導入のきっかけとして、NECさんが最初に始めたのがきっかけという話をしましたが、
従業員側のメリットは、介護や子育てで泣く泣く退職しなければならないといった方が、業務を継続できることがメリットの一つだと思います。
場所を選ばないで働ける部署とかポジションに移行する、今までの培ったスキルを継続してその会社で活用できるということは、従業員としてもメリットだと思います。
例えば東京で月100万円の価値を出せるスキルを持った方が、離島の方にいかなければならないという例もあると思います。でも東京では100万円の価値のスキルがあっても、離島のほうでは生かせないスキルがある。それでは離島の方で新たなスキルを身につけれなければいけない。
これは日本国全体としてももったいないことだと思っており、それがリモートワークを実現することで、スキルを活用しながら従事できるというメリットがあります。
他にも通勤時間の軽減効果もあります。
これはアメリカの調査でもう出ていますが、通勤時間が時間が増えれば増えるほどストレスがたまるといった結果があります。
あとは、集中力が増して維持しながら従事ができるメリットもあるようです。
次に、企業側のメリットとして3つほどまとめさせてもらいました。
先ほどの従業員側のメリットしても被ると思うのですが、
地域に縛られない採用ができるというのが一番大きなものだと私は思います。
例えば東京圏にいる方だけを対象にした採用活動をするのと、日本全国を採用範囲として採用活動ができる企業だと、全国を範囲とした方が優秀な人材を採用できるというメリットがあると思っています。
そのほかは後にもご説明しますが、業務効率化のきっかけにもなると思っています。
どういったことかと言いますと、リモートワークを出来るような形に導入するためには、業務効率化が確実に必要です。たとえばコロナ禍でももニュースでちょっと話題になりましたが、ハンコを押すだけために会社に出社しないといけないという話もありましたよね。
こういったものをクラウド化デジタル化することによって、業務効率化にもつながります。
あとは、必要なくなった分のオフィスのコストを軽減するという効果もあります。
例えば都心での、オフィスビルのワンフロアやフロアを借りてますという企業さんが、部分的なリモートワークを導入することで半分で済むようになりましたとなれば、結構なオフィス賃料が浮くと思います。
次にステークホルダー側でどのようなメリットがあるかというと、早い対応によって契約のスピードが速くなるという効果があります。
こういった形で、導入する側とされる側の双方にメリットがあるので、導入している企業が多いというというのがわかりました。