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WordPressで記事に自動的に目次をつける方法:ユーザビリティ向上とSEO対策にも

WordPressで記事に目次をつけることは、ユーザビリティの向上やSEO対策として非常に重要です。目次があると読者は記事の全体像を把握しやすくなり、知りたい情報にすぐにアクセスできるようになります。実際、ヒートマップ分析では目次は多くクリックされる部分であることが確認されています。

目次を自動的に作成する方法はいくつかありますが、今回は最もシンプルで効果的な方法を紹介します。

※この記事は2025年5月時点の情報です。プラグインの仕様や機能は変更される可能性がありますのでご注意ください。

目次を作成する3つの方法

  1. テーマの目次機能を使う(最も簡単)
  2. プラグインを使う(カスタマイズ性高)
  3. 手動でコードを書く(上級者向け)

1. テーマの目次機能を使う

近年の人気WordPressテーマには、目次を自動生成する機能が標準搭載されているものが増えています。例えば「SWELL」「Cocoon」「JIN」などのテーマでは、設定画面から目次機能を有効にするだけで自動的に見出しから目次が生成されます。

テーマに目次機能があるかどうかは、テーマの設定画面やカスタマイズオプションで確認してみましょう。

2. プラグインで目次を自動生成する(おすすめ)

テーマに目次機能がない場合は、プラグインを使うのが最も簡単で確実な方法です。2025年現在、おすすめの目次プラグインは以下の2つです。

Easy Table of Contents

Easy Table of Contentsは、記事内の見出しを自動検知して目次を生成するプラグインです。クラシックエディタ、Gutenberg、Divi、Elementorなど様々なエディタに対応しています。

インストール方法

  1. WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリック
  2. 検索窓に「Easy Table of Contents」と入力して検索
  3. 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック

基本設定

  1. WordPressの管理画面から「設定」→「目次」をクリック
  2. 「一般」設定タブで以下の項目を設定:
    • 「サポートを有効化」:目次を表示させたいコンテンツタイプ(通常は「投稿」や「固定ページ」)にチェック
    • 「自動挿入」:目次を自動的に表示させたいコンテンツタイプを選択
    • 「位置」:目次の表示位置(通常は「最初の見出しの前」がおすすめ)
    • 「見出しラベル」:目次の上部に表示するタイトル(例:「目次」)
    • 「折りたたみ表示」:目次を折りたたみ表示するかどうか
  3. 「外観」設定タブでは、目次のデザインをカスタマイズできます:
    • 幅、配置、文字サイズ、背景色などを自由に設定可能
  4. 「高度」設定タブでは、より詳細な設定が可能:
    • 表示する見出しレベル(H2〜H6)の選択
    • 最小見出し数(何個見出しがあれば目次を表示するか)

サイドバーに目次を表示

PCで長い記事を読む場合、サイドバーに固定表示される目次があると非常に便利です。設定方法は以下の通り:

  1. WordPressの管理画面から「外観」→「ウィジェット」を選択
  2. サイドバー(PCでは「サイドバー追尾」)に「目次」ウィジェットを追加
  3. 必要に応じてタイトルなどを設定して保存

3. 手動でコードを書く(上級者向け)

プログラミングの知識がある方は、JavaScriptを使って目次を自動生成するコードを自作することもできます。この方法のメリットは、見た目や機能を完全に自由にカスタマイズできることです。

ただし、プラグインで十分な場合が多いので、特別なカスタマイズが必要な場合以外はプラグインの利用をおすすめします。

プラグイン選びのポイント

目次プラグインはこちらで紹介したEasy Table of Contents以外にもたくさんあります。プラグインを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう:

  1. 使いやすさ:インストールや設定が簡単か
  2. カスタマイズ性:見出しレベル、スタイル、外観など変更できるか
  3. 互換性:使用しているWordPressのテーマやバージョンと問題なく動作するか
  4. 他のプラグインとの統合:ページビルダーやSEOプラグインと連携できるか

目次のメリット

  1. 読者が記事の内容を一目で把握できる
  2. 読者が知りたい情報にすぐにアクセスできる
  3. Googleの検索結果に目次の内容が表示されることがあり、クリック率向上に貢献する
  4. SEOにポジティブな効果をもたらす
  5. 執筆者自身が記事の構成を整理するのに役立つ

効果的な目次作成のコツ

  1. 目次で記事の「要点」や「あらすじ」がわかるようにする
  2. 見出しは適切な長さにする(長すぎず短すぎない)
  3. 深すぎる階層(H4以下)まで表示すると読みづらくなるので、H2〜H3程度に抑える
  4. スマホでの表示も考慮して設計する

まとめ

WordPressで目次を自動的に作成するには、テーマの機能を使うかプラグインを導入するのが最も簡単です。特におすすめは「Easy Table of Contents」で、柔軟な設定とサイドバー表示機能が便利です。

目次は読者の利便性を高めるだけでなく、SEO対策としても効果的です。読者が求める情報にすぐにアクセスできる環境を整えることで、サイトの滞在時間増加やバウンス率の低下にもつながります。

記事の構成をしっかり考え、適切な見出しを設定することで、自動生成される目次の質も向上します。ぜひ活用してみてください。

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